階段で停まって私を見下ろしひとこと。 「おいで」 そう言うと、私を引っ張って白い美しいチャペルの入口へ。 彼はドアを両手で開けるとそこには美しいステンドグラスにかたどられた教会があった。 彼は私の手を引いて祭壇の前まで来ると、私を祭壇を背に立たせ、真っ赤な大きなバラの花束を私の前に出した。もしや……。 「108本だ。君なら見ただけで本数がわかるだろ?」