美しき造船王は愛の海に彼女を誘う


「……ん……ん……」

 キスが襲ってきた。

 私は彼の胸を押した。

「……ここは、オフィスです。誰がくるとも……」

「さくら」

 聞いたことのないような低い声がした。

 目の前ですごい目をした彼が私を見ている。目を反らしたら顔を固定された。