「さくら、どうしたんだ」 スーツを着てあいさつに来た私へ驚いた表情を見せた。 「蓮さん。いえ、副社長。今までお世話になりました。ベリが丘店は明日から林店長で店を続けます。今までうちに支援してくださったお金は振り込ませていただきました。少しですが色を付けています。お受け取りください」 「……さくら、お前」 「私は明日から都内でフラワーアーティストとして独り立ちして生活します。今日はご挨拶に参りました」 彼は机を回ってきて私の腕を引っ張ると壁に押し付けた。