美しき造船王は愛の海に彼女を誘う


 でも彼は何を着ても似合う。本当にカッコいい。

 こんな素敵な人とお付き合いなんてまだ信じられない。

 花火の前に日が沈むのを一緒に海から見ようというので予定より早めに海へ出た。

 今日は快晴。きっと素晴らしい夕日が見られるだろうと思った。

 甲板は暑いので夕方になるまで下で少し休憩。軽くつまみながら話した。

「さくら。叔父さんはどう?手術するんだろ」

「ええ。来週の予定です」

「何かあれば言ってくれ。力になるよ。お金のことも含めてだぞ」