「さくら」 叔母さんが夕飯を食べながら私に話しかけてきた。真剣な目だ。 「なあに」 私は身構えた。何か重要な話だと分かったからだ。 「実はあの人が手術を受けることに同意してくれたの」 「本当に?良かったね、叔母さん」 叔父さんは手術を受けても長生きできないなら受けたくないとかたくなだったが、店の話をしてから前向きになってくれた。 「ええ。さくらのお陰よ。でもね、そうすると体力が落ちるし、術後はしばらく私も病院へ……」