「いろいろ教えてもらって甘えてばかりですみません。私経営のほうとか叔父まかせだったのでまるっきりできないんです」 彼はアハハと笑いながら答えた。 「まあ、そうみたいだな。僕がいてよかったね。でも僕も花のことは全くわからない。君任せだよ」 「そうですけど、本当にありがとうございます。感謝してます」 「感謝だけ?」 「え?」 「僕は君のことがなぜこんなに気になるのか。最初わからなかった。あの日、注文して君の笑顔と不思議な歌にやられたのかな」