「嘘だ!おまえは僕を殺すつもりじゃないのか!?」


そうだ、


怖い。



「契約ですので、それはありませんね^^」


「・・・っ」


涙が止まらない。


どうしよう・・・。


これからどうしよう。



「心配されることは何もございません。
 あなたは守ります。何事からも。」


「・・・本当だな?」



「ええ。ご自分のお顔を見なさい。」



右頬には黒いダイヤの刺青。



「あなたが契約者という証です。」




『主人』