「ねえ、パパとママを知らない?」


「あなたの父と母はそこにいるよ」


指を指されたのはいくつかの血溜りだった。


「あれ?」


僕は意味が分からなくて・・・。


「じゃあ見せてあげるよ。あなたが望むなら。」


その男の意識が僕の頭の中に勝手に入ってきて


僕は意識があるのかないのか分からなくなった。