⭐︎二日目⭐︎

「じゃじゃーん。
みゆきお姉さんは、奮発して、駅前で不二屋のシュークリームを買ってしまったのである。
食べよう食べよう」

ツバサとヒカリは、一晩明けて、みゆきに再会した

「はいどうぞ」

伊東みゆきは不二屋の袋から、ジャンボシュークリームを出して、
ツバサとヒカリに一つずつ渡した。

「いーいの」

必要以上に大口を開けて、みゆきがシュークリームを頬張り出した。

「お姉さんはシュークリーム好き?」

「好きですよー」

「彼氏は?」

がたっ

「何それ」

「伊東は、ここで朝メシか?」