推しのためなら何なりと。

一度に沢山言い過ぎたのか、千春はえ、え?と、

同じことばかり言い続けていた。

▲ ▽ ▲ ▽

「あ、二人がいる」

「二人って、瞬とあっきー?」

「うん、僕を探してるみたい」

そろそろ会場に着くというところで、窓の外を見て見

た千春が慌てながら降りる準備を始める。

「送ってくれてありがとう!僕たちのライブ、楽しん

でね!」

そう言って笑顔を見せてくれた千春に手を振って見送

る。