「打ち上げ、どうだった?」
打ち上げが終わり、そのまま矢吹さんのうちへと上がると、作ったレモネードをいつものテーブルに置きながら矢吹さんがそう聞いてきた。
「はい、楽しかったです。優勝とまでは行けなかったけど、審査員賞をとることができて。先輩たちも最後に素敵な思い出ができたって喜んでくれて」
「へ〜!よかったね。でも、梓葉ってもともと部活に入っていたっけ ?」
「あ、それが色々あって……」
私は、ファッションショーに出ることになった経緯を矢吹さんに説明する。
「そっか……あの龍ヶ崎くんとね」
矢吹さんの顔色を伺いながら龍ヶ崎くんの名前を出したけど、やはり矢吹さんはまだ彼のことに対しては不満そう。
龍ヶ崎くんとは何もない、そう言いたいけど、それは嘘になる。
実際、本当は好きだって告白をされてしまった。
そのことを、矢吹さんに伝えるべきなのか。
でも、それを話して余計、矢吹さんに心配をかけさせちゃたら?
私が矢吹さんの立場だったら……。
それって、今の矢吹さんと夏穂さんの関係にモヤモヤしてる自分と同じなんじゃないか。
私だったら……。
ふたりのこと全部本当のことを話してほしい。
打ち上げが終わり、そのまま矢吹さんのうちへと上がると、作ったレモネードをいつものテーブルに置きながら矢吹さんがそう聞いてきた。
「はい、楽しかったです。優勝とまでは行けなかったけど、審査員賞をとることができて。先輩たちも最後に素敵な思い出ができたって喜んでくれて」
「へ〜!よかったね。でも、梓葉ってもともと部活に入っていたっけ ?」
「あ、それが色々あって……」
私は、ファッションショーに出ることになった経緯を矢吹さんに説明する。
「そっか……あの龍ヶ崎くんとね」
矢吹さんの顔色を伺いながら龍ヶ崎くんの名前を出したけど、やはり矢吹さんはまだ彼のことに対しては不満そう。
龍ヶ崎くんとは何もない、そう言いたいけど、それは嘘になる。
実際、本当は好きだって告白をされてしまった。
そのことを、矢吹さんに伝えるべきなのか。
でも、それを話して余計、矢吹さんに心配をかけさせちゃたら?
私が矢吹さんの立場だったら……。
それって、今の矢吹さんと夏穂さんの関係にモヤモヤしてる自分と同じなんじゃないか。
私だったら……。
ふたりのこと全部本当のことを話してほしい。



