買い出しを終えて
無事、いつきさんの家に到着
「「……」」
リビングに足を踏み入れた瞬間
目に入ってきた光景に
まこちゃんは呆れて、私はぽかんとしていた
確かに、開始時間には少し遅れたけど
始まってまだ間もないはずなのに
一部の人は、もうすでに出来上がっていた
シン君はあおるようにお酒を飲んで
オーナーやガードマンの人に絡んでるし
アリサ姉さんと美冬ちゃんは
飲み比べていたみたいで
べろんべろんに酔っていた
「……はぁ
ほんと、自分の限界知らないんだから…」
呆れながらも
荷物を置くやいなや、面倒見のいい
まこちゃんはその介抱に向かった
「あら、ひなた、お帰り」
「ひなたも食べな
いつきの料理おいしいよ」
多分、お酒がある席では恒例のことなんだろう
ぎゃーぎゃー騒いでいても、暴れていても
気にも留めず、慣れた様子で放置して
他の姉さん達は
いつきさんが用意した料理を食べながら
和やかに会話している
「うん」
と、頷きながらも
先に買ってきた荷物を片付け始める
まこちゃんが持っていた分も移動させ
床の片隅に置いてあった
お酒の入った段ボールもキッチンへ運ぼうと
手を伸ばす
だけど
「おかえり。ひなたちゃん」
「いつきさん」
私の手が届く前に
横から現れたいつきさんが
軽々とその段ボールを持ち上げた
無事、いつきさんの家に到着
「「……」」
リビングに足を踏み入れた瞬間
目に入ってきた光景に
まこちゃんは呆れて、私はぽかんとしていた
確かに、開始時間には少し遅れたけど
始まってまだ間もないはずなのに
一部の人は、もうすでに出来上がっていた
シン君はあおるようにお酒を飲んで
オーナーやガードマンの人に絡んでるし
アリサ姉さんと美冬ちゃんは
飲み比べていたみたいで
べろんべろんに酔っていた
「……はぁ
ほんと、自分の限界知らないんだから…」
呆れながらも
荷物を置くやいなや、面倒見のいい
まこちゃんはその介抱に向かった
「あら、ひなた、お帰り」
「ひなたも食べな
いつきの料理おいしいよ」
多分、お酒がある席では恒例のことなんだろう
ぎゃーぎゃー騒いでいても、暴れていても
気にも留めず、慣れた様子で放置して
他の姉さん達は
いつきさんが用意した料理を食べながら
和やかに会話している
「うん」
と、頷きながらも
先に買ってきた荷物を片付け始める
まこちゃんが持っていた分も移動させ
床の片隅に置いてあった
お酒の入った段ボールもキッチンへ運ぼうと
手を伸ばす
だけど
「おかえり。ひなたちゃん」
「いつきさん」
私の手が届く前に
横から現れたいつきさんが
軽々とその段ボールを持ち上げた


