ふわふわ、雪が舞ってる
「ひな?大丈夫?
荷物重いなら持つよ」
「ううん。大丈夫
雪、降ってきたから」
「ああ、ほんとだ
ホワイトクリスマスだね」
急に立ち止まったものだから
不思議に思って、まこちゃんが振り返る
慌てて、駆け寄って
空を見上げれば
同じようにまこちゃんも空を仰ぐ
「でも、ひな、本当に疲れてない?
今日、調理部のみんなとも
クリスマスパーティーだったんでしょ?」
顔を戻したまこちゃんは
歩きながら、私の体を心配してくれる
「うん。大丈夫」
「またケーキ、食べれる?」
「食べる」
まこちゃんが手に持っている
ケーキの入った箱を見つめて、強く頷けば
まこちゃんは、くすりと笑った
色んなことがあった秋も過ぎ去り
季節は冬に
男性恐怖症も
生活に支障が出ない程度には良くなり
昔の夢も視なくなって
いつきさんとも
また無事に一緒に暮らせるようになった
お世話になった、まこちゃんとシン君
協力してくれたお店の人達、オーナー
見守ってくれた姉さん達
寄り添ってくれた、千夏ちゃんと莉央ちゃん
色んな人のおかげ
「ひな?大丈夫?
荷物重いなら持つよ」
「ううん。大丈夫
雪、降ってきたから」
「ああ、ほんとだ
ホワイトクリスマスだね」
急に立ち止まったものだから
不思議に思って、まこちゃんが振り返る
慌てて、駆け寄って
空を見上げれば
同じようにまこちゃんも空を仰ぐ
「でも、ひな、本当に疲れてない?
今日、調理部のみんなとも
クリスマスパーティーだったんでしょ?」
顔を戻したまこちゃんは
歩きながら、私の体を心配してくれる
「うん。大丈夫」
「またケーキ、食べれる?」
「食べる」
まこちゃんが手に持っている
ケーキの入った箱を見つめて、強く頷けば
まこちゃんは、くすりと笑った
色んなことがあった秋も過ぎ去り
季節は冬に
男性恐怖症も
生活に支障が出ない程度には良くなり
昔の夢も視なくなって
いつきさんとも
また無事に一緒に暮らせるようになった
お世話になった、まこちゃんとシン君
協力してくれたお店の人達、オーナー
見守ってくれた姉さん達
寄り添ってくれた、千夏ちゃんと莉央ちゃん
色んな人のおかげ


