「ひなた!」
「ひなたちゃん!」
校門前で待っていてくれた
千夏ちゃんと莉央ちゃん
私の姿を捉えるなり、駆け寄って抱きついてきた
「千夏ちゃん、莉央ちゃん
ごめんね。心配かけて…」
「そんなのいいっ、…体調大丈夫なの?」
「うん。まだ、ちょっと
男の人はダメなんだけど…」
「…無理、しないでね」
「ありがとう」
「…」
「莉央ちゃん、泣かないで」
「……ご、ごめんね、ひ、ひなたちゃんの方が、
…苦しいのに…」
「ううん。ありがとう
心配してくれて」
私にしがみついて、ずっと無言で
肩を震わせていた莉央ちゃん
声を押し殺して泣いていた莉央ちゃん
大丈夫だよ、と何度もその背中をさする
千夏ちゃんは
泣きじゃくる莉央ちゃんを見つめながら
ぐっと握ったこぶしに力を込めて
やるせないって言わんばかりに
痛い表情を浮かべてる
あの日、私をひとり残して帰ってしまったことを
ふたりは後悔してる
自分達が一緒にいたら
あんな事にはならなかったって
責任を感じてる
ふたりは何も悪くないのに
「…」
優しい友達
初めてできた大事な友達
これ以上、泣かせないように
気に病ませないように
自分のためにも
克服するしかない
「…ゆっくり、頑張るから
手伝ってくれる?」
「…うん、うんっ」
「当たり前」
少し強がって浮かべた笑顔で
向けた問いかけに
ふたりは強く頷いてくれた
「ひなたちゃん!」
校門前で待っていてくれた
千夏ちゃんと莉央ちゃん
私の姿を捉えるなり、駆け寄って抱きついてきた
「千夏ちゃん、莉央ちゃん
ごめんね。心配かけて…」
「そんなのいいっ、…体調大丈夫なの?」
「うん。まだ、ちょっと
男の人はダメなんだけど…」
「…無理、しないでね」
「ありがとう」
「…」
「莉央ちゃん、泣かないで」
「……ご、ごめんね、ひ、ひなたちゃんの方が、
…苦しいのに…」
「ううん。ありがとう
心配してくれて」
私にしがみついて、ずっと無言で
肩を震わせていた莉央ちゃん
声を押し殺して泣いていた莉央ちゃん
大丈夫だよ、と何度もその背中をさする
千夏ちゃんは
泣きじゃくる莉央ちゃんを見つめながら
ぐっと握ったこぶしに力を込めて
やるせないって言わんばかりに
痛い表情を浮かべてる
あの日、私をひとり残して帰ってしまったことを
ふたりは後悔してる
自分達が一緒にいたら
あんな事にはならなかったって
責任を感じてる
ふたりは何も悪くないのに
「…」
優しい友達
初めてできた大事な友達
これ以上、泣かせないように
気に病ませないように
自分のためにも
克服するしかない
「…ゆっくり、頑張るから
手伝ってくれる?」
「…うん、うんっ」
「当たり前」
少し強がって浮かべた笑顔で
向けた問いかけに
ふたりは強く頷いてくれた


