――……
壊したりしないように、慎重に袖を通して
なんとか、無事に着替え終え
試着室内の鏡で自分の姿を確認して
苦笑いを浮かべる
……服に着られるって
こういう時に使う言葉なんだろうな
とても素敵な衣装だけど
残念ながら
派手さと繊細さを併せ持つその衣装を
着こなすことは、私には出来なかった
姉さん達はそれでも可愛いって
絶賛するだろうけど
体型や顔立ち的に
姉さん達の方が、映えるはず
特にアリサ姉さん
「…アリサ姉さん、美冬ちゃん
やっぱりこの服は―…」
姉さん達の方が似合うよっと言いかけて
言葉が止まる
カーテンを開けて
落としていた目線を上げた瞬間
「「……」」
ぱちり、と
目が合ったから
「ああ~!!か、わ、い、い~!!」
「お人形さんみたい。最高…」
きゃ~!っと、例のごとく
おおげさに褒め称え
写真を撮りまくる姉さん達の隣で
私と目が合い、同じように固まっていたのは
「…いつきさん」
いつの間にか姉さん達と合流していた様子の
その人だった
壊したりしないように、慎重に袖を通して
なんとか、無事に着替え終え
試着室内の鏡で自分の姿を確認して
苦笑いを浮かべる
……服に着られるって
こういう時に使う言葉なんだろうな
とても素敵な衣装だけど
残念ながら
派手さと繊細さを併せ持つその衣装を
着こなすことは、私には出来なかった
姉さん達はそれでも可愛いって
絶賛するだろうけど
体型や顔立ち的に
姉さん達の方が、映えるはず
特にアリサ姉さん
「…アリサ姉さん、美冬ちゃん
やっぱりこの服は―…」
姉さん達の方が似合うよっと言いかけて
言葉が止まる
カーテンを開けて
落としていた目線を上げた瞬間
「「……」」
ぱちり、と
目が合ったから
「ああ~!!か、わ、い、い~!!」
「お人形さんみたい。最高…」
きゃ~!っと、例のごとく
おおげさに褒め称え
写真を撮りまくる姉さん達の隣で
私と目が合い、同じように固まっていたのは
「…いつきさん」
いつの間にか姉さん達と合流していた様子の
その人だった


