その時
ワァァ!っと
窓の外から響いた歓声に
顔を見合わせる私達
「…そういえば
今、一般の人限定で
美男美女コンテストやってるみたいなんだけど、なんか、モデルみたいな人達がいるみたいで、盛り上がってるみたいだよ」
お客さんから聞いたと
心当たりを口にしたのは莉央ちゃん
「へー、それって女の人?それとも男の人?」
「えっと、確か女の人」
「莉央、もうすぐ上がり?」
「うん。ちょうど、上がり時間」
「食べ終わったら、ちょっと覗いてこ!」
ここまで響いた歓声
遠くまで伝わって来る熱気
それに興味を持った千夏ちゃんが
おもしろそうと
目を輝かせて、そんな提案をしてきた
特に行きたい場所があるわけじゃなかったから、私と莉央ちゃんは頷いて
食事と着替えを済ませた後
3人でそのまま、歓声が響く方へ向かった
辿り着いたのは
グラウンドの真ん中に設営されたステージ
ステージを囲むようにたくさんの人がいて
その壇上には
司会者であろう生徒と、参加者であろう数人の男女が立っていた
「では!美男美女コンテスト
女性部門!映えある第1位に輝いたのは――!」
ちょうど、結果発表の時だったようで
司会者の生徒がハイテンションで声をあげた
盛り上がっている観衆の後ろから
ひょこっと顔を出して
ステージに視線を向ける私達
「なんと!同率1位!!」
ワッ!っと歓声があがる中
私は、目を瞬かせた
と、言うのも
「友達同士でご参加の
8番、9番のおふたりです!!
おめでとうございまーす!!!」
呼ばれた番号札を胸につけていた
そのふたりは、私の見知った相手だったから
「わ~、本当にかわいくて綺麗な人達だね」
「あれは、納得。盛り上がるわけだ
本当にモデルなんじゃない?」
景品を貰って
にこやかに観衆に手を振るその人達を見て
莉央ちゃんと千夏ちゃんも感嘆の声をあげる
「…」
拍手喝采(はくしゅかっさい)
盛りあがる会場内で
ひとりだけ、ぽかんと突っ立っている私の存在に気づいたそのふたりは
まばゆい笑顔を浮かべながら
私に向かって、手を振る
…………。
……なにしてるの
アリサ姉さん、美冬ちゃん……
呆気に取られつつ
反射的に手を振り返せば
ふたりは更に笑みを深めた
ワァァ!っと
窓の外から響いた歓声に
顔を見合わせる私達
「…そういえば
今、一般の人限定で
美男美女コンテストやってるみたいなんだけど、なんか、モデルみたいな人達がいるみたいで、盛り上がってるみたいだよ」
お客さんから聞いたと
心当たりを口にしたのは莉央ちゃん
「へー、それって女の人?それとも男の人?」
「えっと、確か女の人」
「莉央、もうすぐ上がり?」
「うん。ちょうど、上がり時間」
「食べ終わったら、ちょっと覗いてこ!」
ここまで響いた歓声
遠くまで伝わって来る熱気
それに興味を持った千夏ちゃんが
おもしろそうと
目を輝かせて、そんな提案をしてきた
特に行きたい場所があるわけじゃなかったから、私と莉央ちゃんは頷いて
食事と着替えを済ませた後
3人でそのまま、歓声が響く方へ向かった
辿り着いたのは
グラウンドの真ん中に設営されたステージ
ステージを囲むようにたくさんの人がいて
その壇上には
司会者であろう生徒と、参加者であろう数人の男女が立っていた
「では!美男美女コンテスト
女性部門!映えある第1位に輝いたのは――!」
ちょうど、結果発表の時だったようで
司会者の生徒がハイテンションで声をあげた
盛り上がっている観衆の後ろから
ひょこっと顔を出して
ステージに視線を向ける私達
「なんと!同率1位!!」
ワッ!っと歓声があがる中
私は、目を瞬かせた
と、言うのも
「友達同士でご参加の
8番、9番のおふたりです!!
おめでとうございまーす!!!」
呼ばれた番号札を胸につけていた
そのふたりは、私の見知った相手だったから
「わ~、本当にかわいくて綺麗な人達だね」
「あれは、納得。盛り上がるわけだ
本当にモデルなんじゃない?」
景品を貰って
にこやかに観衆に手を振るその人達を見て
莉央ちゃんと千夏ちゃんも感嘆の声をあげる
「…」
拍手喝采(はくしゅかっさい)
盛りあがる会場内で
ひとりだけ、ぽかんと突っ立っている私の存在に気づいたそのふたりは
まばゆい笑顔を浮かべながら
私に向かって、手を振る
…………。
……なにしてるの
アリサ姉さん、美冬ちゃん……
呆気に取られつつ
反射的に手を振り返せば
ふたりは更に笑みを深めた


