お昼_



ガチャ――



「ん、涼し..」



久しぶりに屋上来たなぁ…



「ふわぁ…」



眠たいなぁ..アラームセットして、寝ちゃおうかな。



「..すぅ..すぅ..」





―――さん。――雲さん。東雲さん。



「ん..ふわぁ・・日神(かしん)先生?どうしてここに?」



サボり?というか、アラームスタートしてない..



「それは、こっちのセリフだよ..というか、僕の名前知ってたんだ。」



「知ってますよ(笑)学校の警備を担当してくださってる日神先生ですよね?」



この学校、国立高校だから、学校警備が回ってたはず..



「嬉しいなぁ、生徒からしたら僕なんて職員室で見る、名前を知らない先生だからね。」



良かった、合ってた



「直接授業とかはなさらないですもんねぇ..」



「うん、だから少しでも知ってくれる生徒が居たら嬉しいんだ(笑)」



そんなに知られてないの..?私よく見かけるけどなぁ



というか、なんて反応すればいいのか…



「ふふっ」



…とりあえず笑ったらいいかな、、?



「というか、時間大丈夫そう?後5分くらいで昼休み終わるけど」



「わっ、、、やばいですね..」



「サボる?僕のこと知っててくれて上機嫌だから、秘密にするけど?(笑)」



んー、サボりたいけどなぁ…



「、、んふ、ありがとうございます♪」



「お誘いは嬉しいですけど、遠慮しておきます。」



「うーん。残念。明日お昼暇?」



「特になにもないですよ、どうしたんですか?」



「暇だったら話し相手になってもらおうかなって」



「ふふ、いいですよ。屋上でいいですか?」



「うん、待ってる」



私も昼は暇だからありがたい。



「では、また明日(笑)」



「うん笑」