恋の病に、堕ちてゆく。

急に食欲が萎んだけれど、残さず全て食べた。


「ご馳走様でした。片付けは…」

「置いておいて。お風呂、行こうか」

「はい」


部屋の外を出ると、パイプ椅子に座った大我と目が合う。やっぱり居るよね…。

昨日と同じように責めるような目で私を見てくる。


「入って」

トイレの正面のドアを開けくれて、中に入れば洗面所だった。


「着替えは棚にあるよ。俺は廊下で待ってるから、何かあったら呼んで」

洗濯機と乾燥機があり、その上の棚にグレーのスエットが用意されていた。上下お揃いの下着もある…。

「ドライヤーは部屋に置いとくから」

そう言って扉が閉められる。
鍵はかけられないようだ…。