恋の病に、堕ちてゆく。

青波の向かいに座る。

監禁生活2日目は温かい朝ご飯から始まった。


「うわ、美味しそう」

テーブルの上の料理を見て、素直な感想が口から出た。


「そう?俺が作ったから味は保証できないけど、毒は入れてないよ」


こんな短時間で作れちゃうんだ?普段から料理してるんだな。


「……いただきます」


生きるために、食べよう。
両親を心配させないために、食べる。


「美味しい」

一口飲むとふんわりと味噌の香りが口に広がり、温かさが身体に染みる。


「そう?良かった」

忙しい母親に代わって私も料理をすることはあるけれど、このお味噌汁は一味違う。出汁からとってるのかな。