恋の病に、堕ちてゆく。

それからどれくらい経っただろうか。

隣りで青波が起き上がった気配がして
足音を立てずに、すぐに部屋から出て行った。


「はぁ…」


ずっと息苦しかった。
青波がいない部屋は、空気が軽くなった気がした。


黒いカーテンでは朝になったかの判別がつかないままだったけれど、これ以上、夜が続いたら気が狂いそうだ。


それに薬が切れたのか、身体の痛みも昨夜より強くなっている。お風呂にも入れていないので、身体が気持ち悪い。


早く、早く家に帰りたいよーー。


少ししてドアが開く音がしたので、再びベッドに寝転がる。