恋の病に、堕ちてゆく。

逃れようとしても、成人男性の力に勝てるはずもなく、されるがままだ。

嫌だ!止めて!


舐めた後はわざとらしくリップ音を立ててから、首元を吸われる。

強く、吸われる。

それも1回でなく、2回、3回と続く。


「んっ、…止めて!」


青波が何をしているかなんて、恋愛経験の浅い私だって分かる。この先に進めば、なにが起こるのかも予想がつく。


「トイレ!トレイに行きたかっただけで、逃げるつもりなんてなかった!」


大声で抗議すると、青波の動きが止まった。


「トイレ?」


何度も大袈裟に頷く。


「漏れそう?」

「……まぁ」

「それなら起こしてくれれば良かったのに」