恋の病に、堕ちてゆく。

1日も欠かすことなくメールを送り続けた。送信エラーにはならず、青波の元に届いていることを願って1日1通の思いを綴った。

将来のことも精一杯考えて、自分のために出来る限りのことはしているつもりで四季との2つの約束は守ることができている。

だからこのメールを送信した時、思わず泣いてしまった。

『青波さん、第一志望の大学に合格しました!春からは医学部の大学生です!』


お父さんの背中を見て、多くの人に未来を届けられる仕事がしたいと思って来た。それが具体的に何かまでは分からなかったけれど、青波と出逢って夢を決めることができたんだ。

困っている誰かの明日のために最善を尽くせる医師という仕事に魅力を感じたと同時に、
青波が危険な任務で怪我をした時、頼られる存在になりたいと思った。

医者になるために、此処からがスタートだ。

そう意気込んだものの、青波からの返信はなかった…。