恋の病に、堕ちてゆく。

四季が去った後、そっとメモを表向きに返した。

そこには確かに、青波のメールアドレスと四季本人のアドレスも達筆で記載されていた。

四季にも連絡をとっていいのかな?後で今日のお礼メールをしようかな。


「よしっ」

コーヒーのおかわりを注文して早速、メールの文章を打ち始める。善は急げって言うし!

だけど、
青波様ーーそう書き出したはいいが、その後の文言が上手く整理できず打っては消してを繰り返していた。

悩んだ挙句に大幅に文章を削って、簡潔にしたつもりだ。


『青波様
突然のメールごめんなさい。連絡先を四季さんから聞きました。母は元気になり、私もいつも通りの日常を送っています。よろしければ直接会ってお礼を言うことはできますか? 君塚 加奈』


ーー心を込めて送ったけれど、それから1週間経っても返事はなかった。