恋の病に、堕ちてゆく。

先生は俯き、なにも発しなかった。
私を助けたことを後悔しているのかな。私がしくじったから…。

「……」

「……は、はの…」

上手く呂律が回らない。

3人の男に責めるように凝視されているから余計に焦る。話さなくちゃ。

未だ銃声の音が耳鳴りのように響いている。

頭が、痛い。


「いし、きが…」

泣くな、泣くな。みっともない。


なんとか口に出そうとすると、

青波は溜息をついた。


「温かいものでも淹れてやってくれ。後、毛布」

「はい」

壁際に立っていた四季がさっと動き、カウンターでココアを作ってくれた。