恋の病に、堕ちてゆく。

大学生の春休みは長いんだな、優雅なものだよ…。

「私で暇つぶしをしないでください。誰かのせいで学校にも行けず、勉強が溜まってるので…」

「だから教えようか?」

「大丈夫です!」


教えてもらったら負けな気がする。意地でも教えと言うもんか!


「そう?まぁこれから色々あると思うけど、先輩としてなにかアドバイスをもらいたいこととかあったら、いつでも大学に来てよ」

「……その口ぶりですと、私はちゃんと解放されるのですね」

また嘘なのかもしれないけれど。


「そりゃもちろん、僕たちは加奈ちゃんの人生を潰すことは考えてないからねー」


勢いよく起き上がり、四季は言った。

「今だけは、色々ごめん。いつか、僕たちの気持ちが分かる日が来ると思うよ」