この想いあなたに届け

私は落ち着く為に配りものが置かれている所に数学のワークがあったのでそれを取りに行った。

「なっちゃん!私のワークも持ってきてほしい!」

私の前の席のふあちゃんに頼まれたのでわかった!と返事をした。

冬だというのに熱い。

寒くてセーラーの上からカーディガンを着ていたのに凄く今では暑苦しい。

ワークで扇ぎながら自分の席まで行った。

「なっちゃんありがとう!」

なんて言われてたけど適当に「うん」と返事をした。

さすがにあれはやばかったよね!?

わざと?それとも偶然?

そんなことをグルグル考えながらこの後の授業全て頭に入らなかった。

数学は5時間目だったのでよかったってちょっと思った。