この想いあなたに届け

「ほら!夏希!広田!早く行きなさい!」

影山先生の声で結局順番通り行くことになって私が金髪のお姉さんになった。

「じゃ、今から器具を着けていきますね」

「はい。よろしくお願いします」

金髪のお姉さんはとても優しくて、近くでみると遠くで見るより全然可愛かった。

それに加えいい匂い。

モテる女性とはまさにこんな人の事を言うんだろうなと思いながら着けおわるのを待った。

「はい!OKです!」

「ありがとうございます」

私はそう言ってみんなの元に行った。

「ねぇ、」

私に真っ先に声を掛けてきたのは広くん。