「じゃあー、今日は基本的な仕事をまずしてもらおうかな」

とつむぎさん

「これに水を入れてベンチまで運んでもらえる?
んー、もかちゃんとあすかちゃん、お願いしてもいい?」

「わかりました! 」

と返事をして、
つむぎさんの、あとは氷とティッシュを用意してー、
って言葉を少し聞きながらあすかとキーパーを運ぶ
これがなかなか重くて、少し休憩しながら
運んでいると、先輩、かな?
選手が近づいてきた
なんだろう?と思っていると、

「大丈夫?重そうだね、持とうか?」

なんて声をかけてくれた
優しい、、!!

でも、マネージャー、ましてやつむぎさんから頼まれた初めての仕事
選手にやらせる訳にはいかない

「ありがとうございます!!
でも大丈夫ですっっ」

と言うと、ほんと?とにっこり笑顔で走っていく選手
なんて優しいひとなんだ、、、
これなら鬼監督の元でもマネージャー続けられそう!
あすかと感動しながら、パワーをもらった私たちは
これまでの倍のスピードでキーパーを運んだ