「これからどうしよ・・・。」
咲が言う。

「何も心配することないだろ。堂々としてたらいい。ただ、何かされたり、言われたりしたら、必ず俺に言って。約束だよ。」
廉は優しく言う。

「真由もだぞ。なんかあればすぐ言ってな。」
大地も言い、2人は頷いた。

その日から昼休みは4人で食事をとったり、一緒に帰ったりした。
最初は愚痴愚痴言う人もいたが、2人の牽制と溺愛ぶりで徐々になくなっていった。