君のことがずっと好きだった・・・今度こそ君を守る

いよいよ最後の競技になった。
各チーム、応援に熱が入り、盛り上がる。
最後はリレーだ。各チームの足の速い男女5人ずつが選ばれる。
男子は大地、廉、聡が選ばれていた。

「緊張してきたー。」
聡が1人で深呼吸していた。

「瀬野、頑張って。応援してるわ。」
真由が声をかける。

「田辺ありがとうな。俺が1位で繋いだる。」

「聡ー。行くぞ!」
大地と廉が呼びに来た。

「真由ちゃんに応援してもらったんか!俺の事も応援してー。」

「はい。応援してます。頑張って下さい。」

「ありがとうな!」
大地は笑った。

「咲は俺の事見てて。」
廉は他の誰にも気づかれないほどの小さな声で咲の耳元で言う。

「・・・はい。頑張って下さい。」
咲は小さな声で答えた。

廉は笑顔をうかべ、グランドに去っていった。