君のことがずっと好きだった・・・今度こそ君を守る

「真由ってもうクラスに友達たくさんいるよね。すごい。」

「適度に話すけど、友達なのかな?まだそこまで心開いてる人はいないかな。」

「えっそうなの。意外。もう仲良しなのかと思ってた。」

「なんか4月のノリで話すけど、結局どこまで仲良くなれるかは分からないじゃん。みんなサッカー部のマネージャーしたいって話してて、ついていけてないし。」

「サッカー部人気なの?」

「めっちゃ人気だね。キャプテンの廉さんかっこいいでしょ。今恋人もいないみたいだし、みんなそこのポジション狙ってるのかなって思う。副キャプテンの大地さんもかっこいいって言われてるわ。」

「そうなんだ。」

「話しかけてもらったとか目が合ったとかみんな言ってるんよ。廉さんはファンクラブもあるみたいだからね、彼女になったら、やっかみとか大変そうな感じするけどね。」

「・・・そうなんだ。」

「もし咲がよかったら、明日から一緒にお昼ご飯食べない?」

「えっいいの?私いつも1人だから、嬉しい。」