「彼の家と私の家、結構近いから、夜公園に呼び出して告白したんだ。なんだかドラマみたいだったよお。そのあと二人でお喋りして帰ったんだ。返事はまだだけど、劇的だった。うん、楽しかった」 昨日の出来事ひとつひとつを噛み締めるように、彼女は言葉を大切に発音した。 嬉しそうな美波を見て、私もそれが伝染したように嬉しくなる。 彼女のいいところは誰かを嬉しくさせたり、元気にさせてあげることができるところだ。 そこもやっぱり、私が美波を好きな理由だった。