セブンティーンズ・アフタースクール


今日も現代文の授業中、先生が黒板に文字を書いているのをいいことに美波と西岡君は向かい合ってにらめっこをしている。

周りの子達も笑いをこらえながら静かなる対決を見守る。

私はそんな二人が微笑ましくて、半ばにやにやしながら見ていた。


思いっきり可笑しな顔をしているけど、美波は完璧に恋する女の子の表情だ。


美波と目が合って、私は眉を動かして茶化すように笑う。

つられたのか、西岡君の顔が面白すぎたのか彼女は噴き出して笑い出した。