セブンティーンズ・アフタースクール


「いいな、美波は好きな人がいて。頑張りなさいよ」

美波は、チョコレートケーキを美味しそうにほおばりながら頷いた。


そういえば私、最近恋をしていない。

15歳の頃に付き合っていた彼と、高校に入った時期に別れてからずっとだ。

誰かの恋を手伝ってばかりで、満足していた。

あせることはないけれど、恋をしている女の子がすこし羨ましい。