故に

テスト

テストなんて、必要ない。無くなってしまえばいい。何故あるのか分からない。

そう思ったことが、幾度もあった。今でも思う人がいるのではないだろうか。

世間一般的に言えば、テストは生徒の能力を知り、成績をつけるためのもの、などと言えるだろう。しかし、私が思うには、テストは自分自身を知るために行うものなのではないかと思う。自分が今、何をできるのか。そして、どれだけの忍耐力をもっているのか。また、自分がテストに立ち向かえる強い人間であるか。

「いくら努力をしても点数が上がらない」
という人がいるだろう。
言ってしまえば、点数などどうでもいいのだ。
大事なのは、自分が努力したか、努力していないかだ。

努力は報われないときだってある。
でも、いつかは報われるのだ。
その時点で発揮されない何かが未来になって姿を現すかもしれない。

人々には、努力を続けて欲しいものだと私は思う。