京「ないですよ、1回も。
あの時からずっと好きです」
「そうか」
小笠原の愛の言葉に
こっちまで頬が赤くなりそうだ
京「なんでそんなこと」
「...」
京「もしかして、凛が言ったんですか」
「...」
俺はあえて答えなかった
だが、お嬢の体に力が入ったことで
その質問の答えになってしまう
京「なんでそういう思考になるかな、」
そう小声でブツブツと言っている
凛「嫌いになってない...?」
京「なるわけないだろ。バカっ、」
凛「凛ね、呼吸できなくなっちゃって
胸がね、痛くて、すごく辛くて」
京「うん」
凛「凛ね、凛っ。」
京「りーん、大丈夫」
お嬢が流した涙を拭いながら
小笠原はお嬢が自分で話すのを待っている
凛「凛ね、あんなに怖かった薬
たくさん飲んだの、たくさん。」
京「そっか、そうだったんだな」
凛「っ、(泣)」
京「すごく辛かったな」
小笠原がそう言うと
お嬢はわんわんと泣き出した
小笠原は何も言わず
ただただ、お嬢の頭をなでていた
この部屋にいる全員が何も言わない
それは決して何も言えないわけじゃない
みんなが自分を責めてる訳でもない
お嬢の気持ちを真摯に受け止めて
胸に刻んでいるだけのこと。
俺たちは立場も考え方もそれぞれ違う
だが、想いは決して変わらない
"お嬢に生きていてほしい"
"お嬢を大切にしたい"
ただ、それだけのために
俺たちは今日も歩き続けたいと思う
Fin.
あの時からずっと好きです」
「そうか」
小笠原の愛の言葉に
こっちまで頬が赤くなりそうだ
京「なんでそんなこと」
「...」
京「もしかして、凛が言ったんですか」
「...」
俺はあえて答えなかった
だが、お嬢の体に力が入ったことで
その質問の答えになってしまう
京「なんでそういう思考になるかな、」
そう小声でブツブツと言っている
凛「嫌いになってない...?」
京「なるわけないだろ。バカっ、」
凛「凛ね、呼吸できなくなっちゃって
胸がね、痛くて、すごく辛くて」
京「うん」
凛「凛ね、凛っ。」
京「りーん、大丈夫」
お嬢が流した涙を拭いながら
小笠原はお嬢が自分で話すのを待っている
凛「凛ね、あんなに怖かった薬
たくさん飲んだの、たくさん。」
京「そっか、そうだったんだな」
凛「っ、(泣)」
京「すごく辛かったな」
小笠原がそう言うと
お嬢はわんわんと泣き出した
小笠原は何も言わず
ただただ、お嬢の頭をなでていた
この部屋にいる全員が何も言わない
それは決して何も言えないわけじゃない
みんなが自分を責めてる訳でもない
お嬢の気持ちを真摯に受け止めて
胸に刻んでいるだけのこと。
俺たちは立場も考え方もそれぞれ違う
だが、想いは決して変わらない
"お嬢に生きていてほしい"
"お嬢を大切にしたい"
ただ、それだけのために
俺たちは今日も歩き続けたいと思う
Fin.

