湊月くんの甘い溺愛に困っています

通学路を歩く主人公の莉津。その後ろから幼なじみの陽向が元気に挨拶する。

続いて陽向の親友である颯が登場。


『おっはよう〜!お二人さん』

陽向の肩に腕を回す颯。莉津も陽向も驚いて同時に声を上げた。

『『うわっ!!』』


「カット!OK!」


最初のシーンで一発OKを貰うことができた。続いて登校のシーンと学校に行き、そこで撮る大まかなシーンを撮影してこの日を終える。



家に帰り、すぐに自室のベッドの上に寝転んだ。疲労感が増し、眠りにつきそうになる。

するとスマホが1件のメッセージを受信。手に取って確認するとそれは夢からだった。


『湊月くん今日の撮影はどうだった?ママが夕飯作ってくれたんだ。冷蔵庫にあるからそれ食べてゆっくり休んでね!おやすみなさい』


たった3行の文だけど、夢の優しさと温かさがこもっていた。このまま眠れそうだ。

一瞬目を閉じたが、すぐに応援してくれている夢と夢ママのことが浮かび、重い腰を上げてリビングへと向かった。

冷蔵庫に入っていたカレーをレンジで温めてから食べ、それから風呂に入って台本を少し読んでから眠りについた。