湊月くんの甘い溺愛に困っています

その原動力となったのはわたしだと言ってくれて本当に嬉しかったな。わたしが湊月くんの支えになったことが有名になることよりも誇りに思った。


「その様子だと、よっぽど彼のことが好きなんだね」

「えっ!?わたし、顔に出てました?!」

「出てたよ。見ているこっちが照れちゃった」

「ううう……」


顔が熱くなって手で覆い隠した。


まさか白石様にこんな姿を見られちゃうなんて。湊月くんに知られたらどう説明していいか……。


「夢」

「湊月くん!!?」


などと考えているとタイミングよくやって来た湊月くん。

え、あ、どうしよう……!今の絶対に見られてたよね?えーと、誤解を特にはまず説明……でも湊月くんには言い訳なんて通じないし。

ううん、ここは謝るのが先。湊月くんという人があるながら、他の男の子と話すなんて許されないことだもん。


「挙動不審になってるよ。夢って隠し事下手だよね。…別に話をしているくらい見れば分かるよ。俺そんなに心狭くないから」

「うう…ごめんなさい」

「いいよ謝らなくても。それより白石さん。俺の彼女と気安く話さないでもらえますか?」


目を尖らせて忠告する。しかしそれに動じず涼やかな笑顔を絶やさない白石様。不穏な空気が二人の間に流れる。


「へぇーそんな顔も出来るんだ。……すいません。神尾くんの彼女がどんな人か知りたくて。夢ちゃんもごめんね」

「いえ……」