湊月くんの甘い溺愛に困っています

驚いて彼の胸を強めに押すと身体が離れていった。


今の……わたし、湊月くんとキスしちゃったの?!え!?えぇぇー!!?

大混乱を起こして頭がパニック。熱が上がってきて目がぐるぐると回る。


「みつっ、湊月くん。いま、今…!!」


なんで平然としてられるのよ!?こっちは動揺しまくりのに。


「約束する。夢に何かあっても俺が守る。そう想いを込めてした。夢がいつも言っているドラマチックなものとはかけ離れているけど、これが俺の気持ちだから」

「湊月くん…!」


確かに理想とはかけ離れていたけど、嬉しさの方が気持ちが勝っていた。


「ありがとう。その、嬉しかった」

「もう1回する?」

「も、もういい!これ以上は刺激が強い……」


1回しただけでこんなに心臓がバクバクいってたら2回目なんて耐えられない。今度こそ爆発しちゃう。


「じゃあ次は夢がしたい時に」


色っぽい声が耳に響き、熱を帯びる。


次はわたしから…。そんな勇気が出るのはいつになるこことか。湊月くんは“次”を望んでいる。わたしも、同じ気持ち。

もし、その日が訪れるとすればわたしはどんな気持ちで望むのだろうか。