「琢磨君」 そう言って私は琢磨君の方を見る。 「大丈夫、初見だとそう言うものだよ」 そう言って慰めてくれる琢磨君。優しい。 そう言う琢磨君は一位を独走しているのだけれど。 「琢磨君はやっぱりすごいね」 「僕は長いことやってるからうまいだけだよ」 そう、あくまでも、謙遜する琢磨君。 「流石……」 私はそう呟いた。