まさか私が告白されるなんて

 そして、琢磨君と一緒に帰る。


 琢磨君は今日、私の家に来ない予定だけど、


 それでも途中まで一緒に帰るのが楽しい。



 「もう、夏休みだな」


 その言葉に、



 「うん」


 私は頷いた。


 「楽しみだね」

 「そうだな」


 琢磨君が笑う。



 「水菜と一緒に居られるのが楽しみだ」


 「そんなこと言ってずるい」



 今、琢磨君とつながれてる手が熱くなった気がした。


 「ドキドキしてる?」


 悪戯に彼が言う。



 「してるに決まってるよ」


 多分、腕越しに伝わってくるんだろうな。


 さっきの言葉で、心臓が跳ねた。


 今も心臓の音がしてる。



 「……ずるいよ」


 わたしがそう言うと、


 「ははっごめん」


 そう、彼が謝ってくれた。