まさか私が告白されるなんて

 「お待たせ、沙也加来たよ」

 そう笑顔でにまーと沙也加ちゃんが笑う。

 「じゃあやろ」

 そして、沙也加ちゃんがコントローラを持つ。

 ゲームは楽。だって、頭を使わないし。

 「あ、これチーム戦も出来るみたいだよ」

 そして、沙也加ちゃんが悪戯な笑みを浮かべる。


 「お兄ちゃんと水奈ちゃんでチーム組んだらいいじゃん」


 「え、ええ?」
 「だって、チーム組まないと沙也加が無双しちゃうじゃん。それは面白くないし、二人の仲も深まるし、良いでしょ?」

 でも、確かにそうだ。
 それにこのゲームのチーム制度はただ単に、順位の合計を合わせて戦うような物だ。総合順位の低い方が勝ちになる。
 私もそこまでは知らないけど、そんな感じのものだった気がする。

 それでも、沙也加ちゃんに挑戦できる。

 「琢磨君やろうよ。私たちの結束を見せつけようよ」
 「っそうだな。やろう」

 そして、私達は互いに頷き合った。