「琢磨君、頑張れって言って」 「が、頑張れって?] 琢磨君は見るからに動揺している。 「が、頑張れって」 「うん」 私は頷く。 「がんばれ」 その声には中々の威力がある。 私の疲れが軽く回復した、そんな感覚がした。 「ありがとう」 私はそう言って教科書を見る。 しかし、中々元気が出てこないよ。