「先生」
そこに、琢磨君が手を上げた。
「僕は水奈さんの彼氏をやらせてもらってますが、今回の件で、水菜は追い詰められてました。それこそ、自殺でもしてもおかしくないくらいに。僕は今回の件は水奈の精神を追い詰めて、どう沿いようもない状況に持ち込む、いかにも悪質な行為だと考えています。だから僕は、何も含めません。今回の騒ぎが落ち着くために全力を尽くしてほしいと思っています」
流石琢磨君。
純恋ちゃんの謝罪なんかよりも、純恋ちゃんが停学退学に処されるよりも、私は今回の騒ぎが落ち着いてくれた方がありがたい。
だって、
私は今のこの地獄から解放されたらそれだけでいいのだから。
「私も同じ考えです。この騒ぎが押さまって、私達が無事にまた学校に投稿できるようにしてください」
その言葉に琢磨君もうなずいた。
はあ、よく言った私。
「それをするなら、ネット上でこの学校の不利益になることは言いませんね」
なにそれ、そう私は思わず言いたくなった。
だけど、我慢だ。
「状況によりますけど、とりあえずはいで」
「分かりました。尽力します」
結局は、私たち生徒のダメではなく、学校の体裁の為らしい。そこには少し引っかかるけど、門ぢ亜が解決してくれるのなら、それ以上は求めない。
そして、その形でとりあえずの場は収まった。
これで、まだ何か起きたなら、その時はまた対処するだけだ。
「はあ、僕は学校という物が嫌になったよ」
そう、教室に戻る途中で琢磨君が言った。
「それにしても水奈さんはあの結膜で良かったの?」
結果として純恋ちゃんの事に対しては何も言っていない事だろうか。
「うん」
そこまで言っても仕方がない。
それよりも今の状況を予9区する事だけだ。
「ならいいけど」
「うん、まあ一番は純恋ちゃんが素直に諦めてくれることだけど」
「僕はそう簡単に行くとは思わない」
「っだよね」
純恋ちゃんのあの感じ。
そう易々とは諦めてはくれなさそうだ。
「僕は水奈さんの味方だからな」
「若tぅてる、ありがとう」
私のその言葉を受けて、琢磨君の顔が赤くなるのを感じた。
琢磨君ってば、照れちゃって。

