まさか私が告白されるなんて

 お母さんはそう言ってパソコンを広げた。旧世代のパソコンだ。
 何をするつもりなのだろう。

 お母さんは手慣れた動きでパソコンをぱちぱちと打ちまくっている。

 私は暫くそれを眺める。

 私に出来る事は、お母さんを信じる事だけだ。

 「ごめん」そういいかけて、私は口をふさいだ。
 こういう場面で言うべきことはごめんじゃない。

 「ありがとう」

 私はそう、お礼を言った。

 お母さんはそれに対し、「いいのよ」と、笑って言ってくれた。

 「でも、あとで重村君と水菜の力も借りるからね」
 「それは分かってる」

 強くうなずいた。