まさか私が告白されるなんて




 「私も入れてー!!!」

 すみれちゃんが追いかけてくる。
 正直思ったことは1つ。

 強心臓すぎない?
 私だったら多分無理だ……

  いや、そんな精神だから、あんなひどいことが出来たのだろう。

 
 「純恋ちゃん……」


 本当に私を貶めて、私を懐柔させるために、あんな噂を流し、琢磨君をはめて停学にしたのだろうか。
 なら、なぜ今も私に愛に来るのだろう。そこが本当に分からない。


 「私、その……」
 「あたしは……」


 私の言いたいことは一つだけ。


 「もう、貴方とは喋りたくない!!」


 それだけだ。
 そう、わたしの口から言えることは。


 「琢磨君行こ」
 「ごめん。あたしはそんなつもりじゃなかったの」
 「謝っても無駄です」


 そして私は琢磨君の手をギュッと握る。


 「行こう」


 私は琢磨君を連れて走り出した。


 「お、おい。……仕方ないな」

 そう言って琢磨君も走り出した。