まさか私が告白されるなんて



 「水奈ちゃん!!」

 その時に、教室に純恋ちゃんが入ってきた。

 「あたしと一緒に、ご飯食べよ!!」


 琢磨君がいない隙を狙ってきたのか。
 いや、この笑顔は本物だ。


 人を信じる気持ちを失ってはいけない。
 いくら罵られようとも。

 純恋ちゃんは私を心配してくれているのだ。


 ありがたい。
 だって、この空間に一人でいるのはつらかったのだから。


 「うん食べよう」


 昨日はもう一緒にいたくないと思ってしまっていたことを謝りたい。
 琢磨君がいない今、純恋ちゃんが一番の味方だ。


 ああ、私ってこんなに卑怯者だったのか。
 都合のいい時にだけ利用して。
 でも、これはウィンウィンだ。



 純恋ちゃんは周りの空気なんて気にしないタイプだ。
 純恋ちゃんとしては、変な空気になってるのも気にしないだろう。

 私と純恋ちゃんを中心として流れてる、嫌悪のオーラを。