「そう言えば、水菜は、進路どうするの?」 急に言われびっくりする。 家に帰ってきた瞬間に訊かれたのだ。 「私は、どうしようかな」 答えは決まっている。でも、あえて迷うようなふりをした。 「私には、将来したいことなんてないし、就職かな」 勿論、大学に行かずにという事だ。 「そう」 そうお母さんは一言呟いた。 何だろう。