でも、私はやっぱりそれに見合う対価を与えられない。
この人とは一見会話が続いているように見える。
でも、私は常に会話をさせられてるような気味の悪さを感じてしまう。
何でだろう。
不気味過ぎる。
「あたし、さあ。もっと仲良くなりたい」
私は生まれて初めて人のことを恐ろしいと思ったかもしれない。
「はあ」
帰り道私はふとため息をつく。
なんでこうなっちゃったんだろう。
私は、あの人と縁を切りたいと思っている。でも、切る方法を知らない。
「琢磨君助けて」
そう呟くも、どこから声が返ってくるわけもない。
そのまま私はとぼとぼと家に帰った。

