「じゃあ、食べましょー」
助かった。そう、私は思った。
これでややこしい話からはいったん抜け出ることが出来る。
「美味しい? ハンバーガー美味しい??」
うわあ。
びっくりした。
いつの間にかじっと私の顔を見つめられてた。
「美味しいよ、とっても」
嘘じゃない。私はハンバーガーなんて、ほとんど食べたことが無かった。
だからこそ感じるのだ、美味しい、絶品だと。
パン生地に挟まれたハンバーグー?パイ?が、いい触感を生み出し、チーズとうまく合っていて美味しい。
「最高でしょ。これを食べないなんて人生損してるよ」
「本当に損してそうな感じがする」
「でしょでしょー、このあたしのおごりなんだから、遠慮せずに食べるがいいよ」
「なんでラスボス感……」
でも、こんなにおいしいものを食べ続けられるのはシンプルに幸せだ。

